尾形クリニックリハビリメニューなど
担当理学療法士とのマンツーマンでの週1回のリハビリテーション
整形外科の痛みの原因の多くは姿勢の悪さや筋肉の動作不全(特定の筋肉が短縮するなど)が原因で、生活習慣や作業姿勢に問題があることが多く、いったん痛みが軽快してもすぐに痛みは再発します。病気を治すリハビリとは、患者さんに自分の弱い部分を自己管理するための方法を覚えてもらうということです。理学療法士は最初に医師の診断に沿って、患者さんのどこにどのような問題があるかを患者さんに話をうかがったり、体を触らせていただいたりして突き止めます。そして治療計画を立てて運動療法が始まりますが、患者さんに自ら運動していただくことをリハビリの中心と考えています。
当院の典型的なリハビリプログラムとしては週に1回、理学療法士による評価・筋膜のリリース・可動域拡大訓練・姿勢や体幹バランスの調整・自主運動の指導などを行います。特に初回のリハビリでは徹底的に患者の状態を評価し、自主運動のためのプログラムを提案します。患者さんは、それに従って残りの6日間自主運動を行い、1週間後に再度当院でリハビリを行います。
これを繰り返すことによって、患者さんが自分の身体を自己管理できるようになるのが「週1回の理学療法士による評価と指導」プログラムの目的で、当院のリハビリ治療の主軸をなす方法です。

1回のみ集中した運動指導
比較的単純な運動不足やストレッチ不足による障害であれば、病気ごとにこちらで用意している自主運動メニューを教えることにより、改善が図れることがあります。患者さんに図入りの運動メニューのパンフレットを渡し、それに沿って1回だけ理学療法士が症状に特化した運動の実際を指導するというメニューです。障害が比較的軽い方や忙しくてリハビリ通院が難しい人のために作ったコースです。
レッドコードを使用したリハビリ

天井やフレームに吊り下げたロープ(スリング)を利用して行う治療・トレーニングシステムで、特に神経筋制御(Neuromuscular Control)を改善することを目的としたリハビリテーションに使われます。ノルウェー発祥で、医療・スポーツ分野で用いられています。体幹・インナーマッスルの賦活、関節負荷を減らしつつ筋力強化などができるので、安全に効率的にトレーニングができる方法として世界的にも注目されています。我々はこの器具を積極的に採用し、効率的な運動療法の実施に努めます。
電気治療や牽引などの物療を行いません
昔から整形外科を中心に電気治療や牽引・局所の温熱療法などの物理療法(物療)が行われてきています。これらの治療は「消炎鎮痛療法」であり「リハビリテーション」ではありません。当然5か月間で終了というルールもなく長期間でも可能です。痛いところを温めたり、引っ張ったり、痛い場所をマッサージしてほぐしたりすることは「その時は気持ちがいい」行為で、「癒し」にはなりますが、患者さんの問題を解決できる方法ではないと考えており、当院では一切行っていません。患者さん自身が頑張ってくれないとリハビリは成功しません。リハビリは「気持ちのいい医療」ではなく「厳しい治療」だと考えています。
当院リハビリで行っていないこと
当院では「運動器疾患(整形外科の病気)に対するリハビリテーション」に特化して行っています。脳血管疾患(神経のマヒなど)や体力低下に対するリハビリは行っていません。脳血管疾患のリハビリは脳神経外科医・リハビリテーション医などの指導で作業療法士を中心にリハビリを行っている施設をお勧めします。
体力低下に対するリハビリは介護保険などを使って通所リハビリテーション(デイケア)などで持続的なリハビリを行うことをお勧めします。介護保険以外のリハビリは5か月を終了の目途とすることが定められていますので、高齢者の体力維持では、もっと長く続けられることが必要です。














