当院の特徴
Features
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「脊椎疾患をしっかりと治療できるクリニックを作りたい」というのが、整形外科尾形クリニックができた理由です。当初「脊椎外科クリニック」の名前を使いたかったのですが、現時点で「広告」としてその名称が許可されていないということで、「整形外科」になったぐらい院長は「脊椎の治療」にこだわっています。どのような状態が手術に適しており、どのような状態なら保存治療が有効なのかという判断は、多くの手術を手掛けてきた「脊椎外科医」だからこそ、ある程度の自信を持ってできると考えています。いろんな所で診てもらって治らなかったら、その時は当院を訪ねてください。どこに問題があったのか、どうすれば良くなっていくのかを患者さんと相談しながら診療を進めていきます。
当院で導入したMRIは整形外科診療のために開発された「立位や座位でも撮影できる」特殊なMRIです。整形外科の病気は腰であっても膝であっても「立って歩くときが痛い」という病気です。その状態でMRIを撮ることによって、今までは臥位(寝転んだ状態)で撮っていたのでは見つからなかった病変が見つかるかもしれません。
「エビデンス」という言葉は、「科学的根拠に基づいた」という意味です。きちんとした研究によってその効果が認められた治療を「エビデンスに基づく医療evidence based medicine」と呼びます。これ(エビデンスに基づく医療)を提供することが医師の役割で、医療施設が民間療法と一線を隔する所以(ゆえん)です。 現在リハビリの一部と考えられている牽引や電気治療(物療=物理療法と呼ばれます)は残念ながらエビデンスレベルは低いです。最近はウオーターベッドなどの治療器具が登場していますが、治療効果が高いとは思えません。当クリニックのリハビリは、治療効果が高いとされている理学療法士による運動療法・徒手的理学療法のみを提供し、電気治療や牽引などの治療は行いません。
我々医療人は「専門知識・技術を持った職人」です。これが患者さんに提供できる「商品」です。診断技術は機械のことではなく「知識」のことです。例えばMRIで椎間板の変性が映っていたとしても、それが症状の原因かどうかを見極め、最適な解決方法を提案するにはかなりの熟練が必要です。検査をしなければわからないことは多くありますが、検査をすればわかるというものではありません。これは「診断学」に属する能力で、医師の知識と経験が最も重要です。薬を使う際にも効果的な量とタイミング、副作用のコントロールが重要であり、どこで出してもらっても同じ効果というわけではありません。私(院長)自身は、30年以上整形外科医として研鑽を積んできましたが、それでも十分だとは思っていません。リハビリでは、個々の理学療法士(作業療法士)の技術はそのまま治療結果に反映します。我々は治療技術という「技」を患者様に提供する職人です。院長をはじめ、医療スタッフは常に治療技術の研鑽は心がけ、「一味違う診断と保存治療」を提供します。
皆さんもご存知のように院内処方と院外処方では、院外処方のほうが、調剤料も高く、薬剤服用管理指導料なども発生し、一回の処方で数百円程度、院内処方に比べて高くなります。同じ薬をもらって高い料金を払うのは理不尽だと思うのは私だけでしょうか?当クリニックは患者様の立場に立った治療を行いたいので、院内処方にいたします。しかし薬局ではないので薬の品数には限りがありますので、院内に無い薬は院外処方にさせていただきますのでご了承ください。