脊椎疾患(首や腰の病気)
Spine disease
Spine disease
院長は脊椎の専門医です。整形外科の中でも特に首や腰の病気の診断・治療を専門としています。
病気を治す第一歩は「正しい診断」です。これが間違っていると、当然治療はうまくいきません。さらに整形外科の病気は「故障」なので、どこが壊れているかだけではなく、どこがどのように壊れているのかを見極めることが重要です。同じ病名でもその病気の状態は人によって違いがあり、今どのような治療が最適かというのもずいぶん違うものです。単に病名をつけるのは簡単ですが、病気の状態を正確に把握して治療につなげていくのは実はかなりの経験が必要です。「整形外科に行ってヘルニアと診断されて治療を受けたけどさっぱりよくならないので整体でマッサージを受けている」というのはよく聞く話です。
まずは患者さんの体に何が起こっているのかをもっとしっかり把握しなければ、正しい答えは導けないと思っています。
病名をつけるのではなく、病気の状態を正確にとらえること、これが第一のこだわりです。正しい病気の状態が把握されたら、次は治療計画です。
手術が必要な状態なら無駄な保存療法は行わず、大学病院など手術ができる病院に紹介します。薬やリハビリで治る状態と判断したら、治療計画を立て、それを患者さんと共有することが重要です。治療に当たっては患者さんの協力は不可欠です。
まずはどのように治療を行うかを患者さんと相談し、治療の目標・治療方法・治療期間などを含めた治療計画を共有し、それを実行することが正しい「保存療法」です。